4回目の点滴3日めの土曜日、夫と娘が千羽鶴を持ってやってきた。
その鶴は、娘のクラス(小2)の友達とお母さんたちが協力して私のためにつくってくれたと言う。
私の病気のことは、クラスはおろか校長先生まで知るところとなっているらしい。
その千羽鶴は、まるで七夕飾りのように派手で大きくてエネルギーに溢れた作品だった。
使ってる折り紙も大きいのから小さいのまで。これつる?っていうような怪しい折り方のものもあり、見ているだけで楽しい。
千羽鶴の持つ悲壮感や深刻さをまったく感じさせない、すばらしいものだった。
私がそれを病室のカーテンレールのところにぶら下げると、お見舞いに来た外国人が写真に撮るほどだった。
苦しいとき、何度この千羽鶴を見上げたことか。
明るい勇気をたくさんもらった。
その千羽鶴は、今、物置に静かに眠っている。
