1)リンパ浮腫
退院検査のときに、腰のリンパ節をとってるため、足がむくみやすいのであまり長時間歩いたり立ち仕事するのは避けるようにと言われる。
ひどくなるとリンパ浮腫という病気になり、足が象のように腫れてもどらなくなると脅かされた。リンパ浮腫に関する本も読んでみたが、卵巣や子宮を取り、リンパ節をとった患者がほとんどだが、全体の5%くらいだという。
一度なってしまうと、ずっとひどくならないための配慮をしつづけないといけなくなる。
いざというときのために、マッサージ法を読んで見た。
マッサージの仕方は一般と逆で、お腹から太もも、ふくらはぎ、足先とそれぞれを心臓方向にマッサージするのだ。先の渋滞を解消してから次の渋滞を解消するという理由だという。
2)手足のしびれ
抗がん剤の後遺症の中に手足のしびれを訴える人がいる。
私自身も治療中、手のひらや足の裏が頻繁に痺れていた。
これは徐々によくなるということで説明された。
一度投入した薬が体から完全にぬけるまでにはけっこう時間がかかるものらしい。
退院して半年もたつが、いまだに足のしびれがある。
3)脱毛
>抗がん剤を受けてすぐ脱毛する人もいれば抜けてもだいたいの髪は残ってくれる人もいる。こればかりは薬の種類と、体質によるものらしい。
しかしまったく抜けないかというとそうでもなくて、洗髪などすると毎回ざわざわ抜けて不安になった。
それは退院してからもしばらく続き、3ヶ月くらいしてようやく抜け毛が気にならなくなった。
完全に脱毛してしまった友達も、3ヶ月くらいするとベリーショートくらいにのびてきていた。お互いに頭を見せ合って喜びあっていた。
4)排尿時の痛み
婦人科の症状というのは言葉にするとはばかれる話題が多くある。
でも人に聞きずらいことこそ、匿名のWebSiteでは話題にしやすいと思う。
退院してから、トイレでお小水のとき、3回に1~2回くらいの割合で突き刺すような痛みが走った。ただしお通じのときは大丈夫だった。
先生に言っても様子をみましょうと言う感じではっきりしない。なんか不安だった。
あるときWebSiteをうろついていて、更年期障害のひとつに排尿時の痛みがあると知った。
しかも検査してもどこも悪いところはない、というではないか。
そうか、更年期障害のひとつなんだと納得したら、そのうちだんだんと痛みがなくなった。
知ってると知らないの差は大きい。
5)無気力感、疲れやすさ
退院後、一番悩まされたのはこれである。
なんだか覇気がなく、気分的に落ち込んでしまう。
今までの自分と別人になってしまっている自分をまっすぐに受け止められない。
どうしようもない喪失感にとらわれてしまう。
私はその焦りから、本を読んだり、サイトをさまよったり、このサイトを作ったりした。
たどりつきつつある境地は、「今のありのままの自分を無理しないで受け止める」ことかなと思っている。バリバリに仕事ができていた私はもういないんだ。新しい自分の道を見つけていこう。
手放したものもあるけど、手に入ったものもある。
そんなことを大事にしていきたい。そう思うようになってから、少しずつひどかった無気力感が薄らいでいくような気がした。
6)性生活
これも聞きにくいけど知りたいことのひとつ。
退院時の説明では、手術後1ヶ月は禁止だが、そのあとは別に指示はない。
抗がん剤治療をしている場合、手術からは何ヶ月も経っているので、一応OKということになる。
私自身は手術した後、1ヶ月くらいで外泊時など、夫を受け入れた。正直言って、なんか裂けそうな感じもしたのだが、彼の気持ちに答えたかった。
以前と違ってしまったのは、自分がすごく乾いていることだった。
これも更年期障害の一つだと思うが、夫の感触も悪いみたいで自分もつらいし、とても悩んだ。そこで一般的な方法で、市販のゼリーを使うことにした。
これだと滑らかさ?がでるので、痛みはあまり感じなくてすむ。
この問題は個人差があると思うが、もし私と同じ悩みだったら参考になればと思う。
